仲間もメディアも絶賛!俊輔 歴史的アシスト
エスパニョールのMF中村俊輔(31)が鮮烈な本拠地デビューを飾った。
2日に新スタジアム・コルネジャ・エルプラットのこけら落としとして行われたリバプールとの親善試合に
左MFで先発し前半終了まで出場。0―1の前半19分にMFルイス・ガルシアにスルーパスを通して、
新本拠地の第1号ゴールをアシストするなど3―0の勝利に貢献した。
前半ラスト5分はトップ下にポジションを移すなどチームの中心として機能し、4万人の大観衆を熱狂させた。
地鳴りのような大歓声が新スタジアムを揺らした。
歓喜の前転を繰り返すルイス・ガルシアの横で、中村が力強く拳を握りしめた。
「シュート打とうか、後ろに下げてつくり直すとか、いろいろな選択肢があったけど、
イチかバチかの速いボールを入れた」。新本拠地の記念すべき第1号ゴールをアシスト。
デラペーニャ、モイセスと抱擁を交わすと、新人ハポネスは最高の笑顔を見せた。
歴史的瞬間が訪れたのは前半19分だった。
中村はゴール正面やや左でボールを受けると、左足でファーサイドにクロス。
DFにクリアされたボールが再び目の前にこぼれてくると、左足ダイレクトで絶妙のスルーパスを送った。
走り込んだルイス・ガルシアが左足で先制弾。最高のおぜん立てを受け
「(新スタジアム初得点で)歴史に名前が残せたのは中村のおかげ。今度ぜひ食事をおごりたいね」と感謝した。
中村はこれまで右MFでプレーしており、左は対外試合3試合目で初。
それでも「ビックリしたけど、別にどこでも大丈夫」と序盤から美技を連発した。
前半13分に華麗な股抜きを披露すれば、前半41分にはタムードに絶妙のスルーパスを通した。
タムードがネットを揺らしたが、オフサイドの判定。微妙なジャッジで2アシスト目は幻となったが、
前半ラスト5分はポチェッティーノ監督の指示でトップ下に入るなど存在感は抜群だった。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/08/04/02.html
>>2以降に続く
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