岡田監督の“冗談”は、いってみれば“最後の一滴”だった。
表面張力ギリギリのところであふれずにいたコップに落とされた最後の一滴――。
ここに及んでコップをあふれさせてしまった責任はもちろん重い。
だが、より重要なのは、コップをいまにもあふれんばかりの状態にしてしまっていたことではないか。
“冗談”ばかりにとらわれていると、そこのところを見失いかねない。
ここ10年間、日本のファン、メディアには信仰にも似た思いがあった。
わたし自身もそうだった。だが、揺るぎ始めていた思いは、日韓戦で完全に打ち砕かれた。
海外組への信仰である。
国内組だけで戦い、ふがいない内容で敗れたとする。
海外組が帰ってくればなんとかなる、と思う。海外組が帰って来てもふがいない内容だったとする。
コンディションがよくなかっただけだと自分を納得させる。
実際、4年前も、8年前も、海外でプレーする選手たちは、
体調がベストの状態であれば日本の牽(けん)引車として十分な働きを見せてくれた。
ゆえに、信仰は生まれたのである。
だが、岡田監督になってから、特に今年になってから、海外組はどんどんと輝きを失っていった。
彼らの実力が衰えたのか?違う。
ボルフスブルクでの長谷部は、CSKAでの本田は、チームに欠かせない存在として活躍している。
さらにいうなら、昨年の今頃は、海外組の選手はもう少し輝いていたようにも思える。
なぜか。
http://wsp.sponichi.co.jp/column/archives/2010/05/post_1588.html
>>2以降に続く
表面張力ギリギリのところであふれずにいたコップに落とされた最後の一滴――。
ここに及んでコップをあふれさせてしまった責任はもちろん重い。
だが、より重要なのは、コップをいまにもあふれんばかりの状態にしてしまっていたことではないか。
“冗談”ばかりにとらわれていると、そこのところを見失いかねない。
ここ10年間、日本のファン、メディアには信仰にも似た思いがあった。
わたし自身もそうだった。だが、揺るぎ始めていた思いは、日韓戦で完全に打ち砕かれた。
海外組への信仰である。
国内組だけで戦い、ふがいない内容で敗れたとする。
海外組が帰ってくればなんとかなる、と思う。海外組が帰って来てもふがいない内容だったとする。
コンディションがよくなかっただけだと自分を納得させる。
実際、4年前も、8年前も、海外でプレーする選手たちは、
体調がベストの状態であれば日本の牽(けん)引車として十分な働きを見せてくれた。
ゆえに、信仰は生まれたのである。
だが、岡田監督になってから、特に今年になってから、海外組はどんどんと輝きを失っていった。
彼らの実力が衰えたのか?違う。
ボルフスブルクでの長谷部は、CSKAでの本田は、チームに欠かせない存在として活躍している。
さらにいうなら、昨年の今頃は、海外組の選手はもう少し輝いていたようにも思える。
なぜか。
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