2009年05月29日

【文芸】村上春樹さん新刊『1Q84』、アマゾンでの予約が1万冊超え…国内長編文芸作品では過去最多[05/29]

1: @自由席の観客φ ★ 2009/05/25(月) 23:20:14 ???0
村上春樹さん「1Q84」予約1万冊超、アマゾン新記録

 ネット書店大手のアマゾン・ジャパンは25日、今月29日発売予定の
村上春樹氏(60)の新刊「1Q84」(新潮社)の1、2巻合わせた予約
冊数が、20日時点で1万冊を超えたと発表した。

 同社書籍ストアの国内長編文芸作品では、過去最多の予約注文数
という。

 同社によると、これ以前に予約が最も多かったのは、同じく村上氏の
「アフターダーク」(講談社)だった。

ソース:読売新聞(2009年5月25日19時21分)
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090525-OYT1T00837.htm

村上春樹の最新長編小説『1Q84』、5月29日発売!|新潮社
http://www.shinchosha.co.jp/murakami/


スレッド関連情報

【元スレッド】
2ch 【 【文芸】村上春樹さん新刊『1Q84』、アマゾンでの予約が1万冊超え…国内長編文芸作品では過去最多[05/29]

【関連リンク】
Yahoo!ニュース 【 <アマゾンジャパン>村上春樹さんの新刊予約が1万冊超える
Yahoo!ニュース 【 村上春樹さん新刊、発売前増刷 文芸作品で異例の25万部に
Yahoo!ニュース 【 村上春樹さん新作、ネット予約で早くも1万冊
Yahoo!ニュース 【 村上春樹さん「1Q84」予約1万冊超、アマゾン新記録



▽以下は2ちゃんねるのダイジェスト 【 抽出レス数 = 100(627中) 】


8:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:24:22 jyWvPpQr0
村上春樹って40過ぎても若手作家って言われてたのは一体なんなんだろう

9:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:25:55 praikT7B0
アマゾンの客層が村上春樹を読むというのがにわかに信じられないw

本当の記録はオタ関連なんだろ?

21:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:32:00 LbhPWw2s0
>>9
村上のは読みやすいからとっつきやすいの間違いだろ
大衆小説じゃないか
三島とかとは訳が違う


15:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:29:55 d27qx7Ko0
村上作品と、村上作品がベストセラー化する現代日本について、
的確に分析した本なり論文なりにお目にかかったことがない

井戸端会議みたいなせこせこしたやつじゃなくて、ダイナミックな批評どこかにない?

35:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:39:15 OSvmQTKo0
>>15
俺村上春樹の小説をテーマに卒論書いたんだが、昔ユリイカに面白い評論があったような気がする


69:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:51:52 t9IytRiT0
>>15
内田樹のやつ


512:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 13:27:56 6F4h2n3A0
>>15

渡辺直己「メルトダウンする文学への9通の手紙」

村上春樹を徹底的に批判しつくした本として有名


小谷野敦「反=文芸評論」

ここでも村上春樹を批判しつくしている


「文芸時評―現状と本当は恐いその歴史」吉岡 栄一

これは村上批判派と擁護派を比較しなぜこれほど評価が異なるのか
その裏側、からくり、政治を書いた必読書




47:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:46:12 d27qx7Ko0
>>35
さんきゅー、ちょっと調べてみよう


54:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:48:40 LUwu5YYJ0
>>35
確かにユリイカの村上春樹特集は偉い面白い批評がたくさんあった。
法月倫太郎とかよかった気がする。


52:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:47:35 OSvmQTKo0
>>47
村上春樹の世界、とかいうタイトルの特集だったと思う
期待するレベルに達してなかったらゴメンね


34:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:38:34 cuekA+7rO
一万冊売れたら、印税はいくらだ?4、5百万くらいか?


有名作家の久しぶりの仕事にしては、えらいショボい実入りだな。

51:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:47:28 LUwu5YYJ0
>>34
10%くらいだから200万くらいじゃね。

ただ最終的には上下巻合わせて5、60万部は行くだろうから
1億と数千万は印税収入あるだろうね。
確か海辺のカフカが60万部くらいの売り上げだったはず。

文庫も売れるからそうとうだろうね。
今回の新作で過去の文庫も動くだろうし。

まあほぼ小説とエッセイの書き下ろしだけで、
この作品数で食ってるのは村上春樹くらいだろうね。

翻訳なんて金のためじゃなくて責任でやってるようなもんだし。


148:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 00:31:51 Y9afQryxO
>>34
アマゾンの新記録って書いてあるの読めないのかな?
当然数十万部売れるだろ


55:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:48:49 1MpZRVr20
>>51
翻訳も結構儲かってそうだけど。


93:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 00:05:06 anm5LPR90
>>55
そうだね、ライ麦畑もギャツビーもロンググッドバイも
かなり売れたよね、豪華版に通常版とか同時に出してるし。

過去の翻訳もファンなら買うだろうし、
年収にしたら数千万はあるだろうな、春樹は。



43:自由席の観客φ ★ 2009/05/25(月) 23:42:27 ???0
>>1
スレタイ日付[05/25]に訂正です。
発売日を入れてしまいました。スイマセン

44:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:42:29 1LyeEJnc0
最近読んで良かった文芸作品はポトイスラムの舟だな。
派手さはないけど誠実で堅実な内容で本を閉じたときいいなぁと感じた。
純文学に 敷居の高さを感じている人も読んでみればいいよ。

50:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:47:13 VWxHuSXU0
ドラゴンの新作が?とビックリしてスレ開いたら・・・('A`)

「パン屋襲撃」は面白かった。
おいらIQ低いから春樹のよさは判んないや。

64:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:50:58 XBlBQI0iO
>>50
【パン屋再襲撃】でしょ?


78:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:54:55 hwk0K3E30
>>64
パン屋襲撃もあるんだよ


70:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:52:08 jFG1DLqv0
全然面白いと思わない
こんなの買う人何なの??
誰でも知ってるような作家だから
かっこつけて春樹好きとか言ってるわけでもなさそうだし

73:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:53:18 1MpZRVr20
>>70
純文学知ってたら通ぶれるだろ。知性をアピールできるし。
純文学では春樹が一番とっつきやすい。


77:名無しさん@恐縮です 2009/05/25(月) 23:54:41 p0onMxE50
村上春樹はエッセイのほうが面白い
小説はどこまでいってもB級の香りがする

105:越の八口 2009/05/26(火) 00:11:31 tSA3qbF70
>>1

過去最多の予約数だろうが、世界中で読まれようが、
ノーベル賞取ろうが、
コイツの小説を一生読まないことに変わりは無い。

107:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 00:13:07 ftM1ebxeP
>>105
mixiにでも書いてろよクズ


207:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 01:44:15 KPnzh1HP0
>>105
ま、これこそ便所の落書きってやつだな


116:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 00:16:52 babGNCY70
この人の小説が好きな人はどういうところが好きなの?



125:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 00:19:59 iojR9ZMjO
春樹読むなら何がオススメ?

142:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 00:29:10 9zeNsScaO
>>125

村上なら「ねじまき鳥」

角川なら「わが闘争」


139:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 00:27:42 liknmm000
今、現役で世界的な文学者といえば春樹
アマゾンの予約だけで一万ということは、ミリオンいくかも
アフターダークは終わり方が変で微妙だったが

169:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 00:46:31 P9b4hWuQ0
村上龍って最近小説書いてるのかな

愛と幻想のファシズムと五分後の世界は面白かったのに

175:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 00:55:42 c09pwQdtO
>>169
コツコツ出してるけど、そのファシズム以降おかしな方向に行ってしまった気がする。作家ではなくなった


171:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 00:51:17 XFqz2lop0
羊を巡る冒険を読めば、村上春樹の作風がわかる。
あの最後のガッカリ感は、良い意味で裏切られる。
アフターダークが糞つまらなかっただけに、今度こそ内容のある小説期待したい。
でも、また「総合小説」とか言って、複数の主人公の中途半端な物語にしそう。

195:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 01:21:43 jCt7zcWQO
前に凄いというから読んでみたらエロ小説みたいな話になり
展開もつまらなく思えてきたので途中で止めた。
教科書に乗るような古い文学は読んできたがさすがに20代半ばになって
今更村上春樹の小説に嵌まれるとは到底思えそうにない
あの時途中で閉じないで最後まで読んでた方が良かったのかもな、ねじまき島。

219:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 01:55:58 XRjZ05Wz0
>>195
ねじまき島がエロ小説に読めるような中学生以下の読解力では一生わからんだろうな


225:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 02:11:28 IZpJPULA0
>>195
そのエロネタ提供してるのが誰なのかが仕掛けの一つなのに・・・
最後まで読まんとわからんよ


220:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 01:57:59 1kvLIhY/i
>>219
いやそうじゃない
ある意味エロ小説に見える所も魅力の一つだろ



211:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 01:48:43 P9b4hWuQ0
村上春樹が好きな女より
村上龍が好きな女の方がいいな

244:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 02:56:59 IP014Nu30
>>211
さぞすんごいセックスをするんでしょうね!
でも彼女にはしたくない


221:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 02:02:06 l+JDa9Dk0
逆に俺は村上春樹を理解してるって奴の方が胡散臭い
つまらなくはないけど煙に巻かれるというか独特のもやもや感はどうもね
逆にそれがいいって人も多いけどね

224:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 02:10:55 sYsW9a7S0
山師 村上春樹伝説

そろそろ馬脚晒してしまいそうな予感…。

騙されない為にも予約しないで
コテハルキヲタが読み終えてからネタバレしてから判断した方が良さげ


226:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 02:16:01 +dQhpTf/0
村上龍は愛と幻想のファシズムを庵野に作らせろ。

262:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 04:00:02 NFMkVKzR0
>>1

注目されてるんですね。

数週間前から予約の宣伝がアマゾンで行われていたから、
その影響もあるのかな。ていうか、自分もこの本の発売を、
広告で知ったクチです。

265:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 04:11:02 vNb/c7vjO
>>262
俺はこのスレで知ったぞ
一応ファンなのに


271:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 04:56:29 wfVRzBT00
「男流文学論」(ちくま文庫)より(上野千鶴子・小倉千加子・富岡多恵子)

村上春樹「ノルウェイの森」について

 小倉「この人は、いろんなことに関心がない、関心がないっていうのね。ところが、すぐ後の
    ページで、本当はめちゃくちゃ関心があることが暴露されてしまう(笑)」

    「このひと、他の人の言葉を借りて自分自身を褒めるのね。〈「この寮で少しでもまともな
    のは俺とお前だけだぞ。あとはみんな紙屑みたいなもんだ」/「どうしてそんなことがわか
    るんですか?」と僕はあきれて質問した。〉
    嘘付け。あきれてないじゃない。自分もそうおもってるくせに、厚顔無恥。」

上野「自分についての描写をみんな他人の口から言わせてる。「あなたってこうみたいな人ね」
    他人の口から言わせたことに対して、すべて肯定的なのよ。叙述の内容に責任をとらない
    というスタンスをいつも取っている」

富岡「全部翻訳文体なんだね〈午後が深まり〉、午後が深まりなんていうのも、翻訳文体ですね」

上野「やれやれ」というのは、その事態に対する距離と同時に。その事態を自分から変更する
   意思が何一つないことを示しています。村上の世界の恐るべき受動性を象徴しています。」
   
富岡「やたら人が死ぬ。簡単に。小説の書き手のほうからいうと、非常に安易なのね」

上野「失敗した私小説でしょう」

上野・小倉・富岡「つまらん」

276:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 06:13:05 LadGMRft0
Amazonの予約状況で記事を書く新聞社ってアホかと思う。
今Amazonではわざと集団で大量に予約してギリギリでキャンセル出して
わざと在庫をだぶつかせて割引率高くさせてから買う詐欺師みたいな
奴らがいるんだよ

283:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 06:34:09 +vjTgGyHO
一方YOSHIKIは軽く8万部

【音楽/文芸】YOSHIKI、本名を明かして半生を綴った著書「YOSHIKI/佳樹」が初版は8万部の大ヒット 
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1243263743/

285:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 06:41:23 oGEJ/26X0
>>283
これAmazonの予約だけだから。全国の書店合わせたらYoshikiよりは売れるだろ。
Yoshikiのは実売部数が2万くらいじゃないの。


289:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 07:22:10 liknmm00O
みんななんでもかんでもアマゾンで買い過ぎじゃね?
店頭での発見っていいもんだぜ。

292:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 08:16:11 amwKaSPG0
>>289
小さい本屋だと入荷が無いとか有っても1冊とかだから
結局ネットで探して買ったほうが早いんだよ
空き時間の時間潰しくらいしか本屋は行かなくなった
アマゾンは利用しないけどね
いろいろ対応が悪すぎる


295:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 09:12:41 DO04opUvO
春樹はレディへみたいなもんだ
一見すると難解でスノップだけど実は簡単
だから本をあんま読まない人には意味不明と叩かれるし
たくさん読んでる人には下らないと叩かれる

でも何だかんだ文豪だよ
戦後だったら三島とか大江と並ぶ大家だろ

299:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 10:28:32 FmQ/3Tov0
>>295
>一見すると難解でスノップ

いや、文章そのものは誰でも読めるような分かりやすさ爆発なのに、内容的には複雑で深遠、
てのが村上作品だと思うが


306:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 10:51:22 EIjKtvFc0
村上春樹の小説は、友達がいない人、自閉症ぎみの人、無気力な人、
引きこもりの人、が読むと面白いよ。

309:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 10:58:52 N8mIh+Fd0
>>306みたいなのがどういうきっかけでこのスレを開いて見るのだろうか、と少し考えてみた。
やはり「過去最多」に反応したのだろうという結論が5秒後に出た。


307:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 10:55:54 1MSQMNSB0
村上ファンの言う、村上作品にある「複雑で深遠な内容」って、
具体的にどういうことを指しているわけ?
作品の趣旨というのは人によって捉え方が様々で(しかも文学ファンというのは
プライドが高くて、自分の見かたこそ正しくて他は馬鹿だ、自分こそ神の
如く賢いと願望・妄想している人を少なからず見る)、
こういう所で言うのは、変につっこまれそうで難しいだろうから
大体の所でいいんだけど。

315:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 11:22:26 DO04opUvO
>>307
文学作品って最終的には必ず1つの解釈に纏まるらしいよ
それを探しだすのが文学者らしい


330:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 11:45:25 jqlqLOVO0
>>307
別に春樹のファンじゃないんだけど
村上春樹の文学に特徴的な技法としては「黙説法」が、まず挙げられるんじゃないか
例えば、羊をめぐる冒険は、1970年11月25日、つまり、三島由紀夫が市ヶ谷駐屯地で割腹自殺をおこなった日
から物語は始まっているんだけど、通常なら言及されてしかるべきの三島の三の字もでてこない
これは、作者が知らないわけじゃなくて、当然知っていて、あえて語っていない
その語っていないことが、一種の表現を形成している、これが「黙説法」ね
この「黙説法」が張り巡らされた春樹の小説は、現代を舞台にしていながらどこかファンタジーのようでもあり
読後感はかなり独特なもので
実際、春樹の小説は、好き嫌いはともかく、けっして読んでつまらない、ということは無いと思う


316:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 11:25:23 1MSQMNSB0
>>315
必ず?


318:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 11:28:22 DO04opUvO
>>316
うん
完璧な解釈が出るとその作品はもう研究の余地が無くなるんだって
春樹の風の歌を聴けも99年に完璧な解釈が出たから、今はもう研究してもしかたないらしい
大学の教授が言ってた


320:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 11:30:08 1MSQMNSB0
>>318
でも、文学者の遠藤周作本人は、
自分の作品についても、読者によっていろんな解釈があるだろう
というおとで、一つの考え方に絞り込もうとすることに反対していたよ。

その教授の意見が該当するタイプの作品もあるだろうけど、
そうでないケースもあるのではないか?


324:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 11:36:02 N8mIh+Fd0
>>318
ということは「新たな解釈を求めない研究は今後も行う価値がある」ということだな


325:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 11:36:56 d73NNFcxO
村上作品って全部エロいんでしょ?
何が一番エロいの?

333:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 11:49:13 FtBahk460
学部レベルの知識で村上春樹を語る男ってきもいよな。

347:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 14:54:18 xMN++9vF0
枡野浩一
http://masuno-tanka.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_48cb.html


私はかつて、ある作家の文庫解説を依頼されて持てる力を振り絞って執筆しましたが、
その中に村上春樹批判が混じっていたため、それを理由に原稿が没になったことがあります。

スケジュール的な事情や、もうちょっと複雑な背景があったため(没になった当初、
私には別の理由が告げられていた)書き直しをすることができず、その文庫は解説なしで刊行されました。
今思いだしても悲しい気持ちになる出来事です。(作家のかたにご迷惑がかかるといけないので
これ以上の詳細は伏せますが、そのような事実があったという証拠は保管してあります)

村上春樹本人には責任がなく、編集部の「自主規制」だったのだとは思います。ただ、
そのような自主規制を生んでしまうほどの権威である村上春樹が、くだんの「文藝春秋」エッセイの中で、
自分は文壇(「業界」)には結びついていない、と表明しているのは、ある意味「天才的」であると私は感じました。
村上春樹自体がもはや文壇(「業界」)であると、コラムニストの中森明夫なら言うかもしれません。

*私が村上春樹を批判したのは今回が最初ではありません。拙著『日本ゴロン』(毎日新聞社)では、
村上春樹の回文本を批判しました。



353:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 19:02:44 s4ovfiPu0
>>347
自主規制がかんじられないくらい巷には村上春樹批判があふれかえってるのが
じつに不思議だ・・・w


357:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 19:30:23 bCre+hf20
>>353
石原慎太郎批判も溢れかえってるけど
それでも同じように圧力受ける人はいるよ


373:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 00:00:58 YBKa3RFE0
>>357

春樹が英語のインタビューで
石原を三流の小説家、政治家じゃなくて単なるアジテーター
と言ってるの知ってる?w



350:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 18:40:21 Zk3R8+910
・非リアリズムの中にある魅力さ
村上春樹の小説は決してリアリズムの小説ではない。日常生活で絶対に使われない会話を
主人公がしたり、現実世界にメルヘンチックな展開を持ち込んだりする。短編集ではかえるくん、
東京を救うという奇妙なタイトルで始まったり、羊をめぐる冒険では主人公が自分で決して
到達することができないもう一人の自分を羊として象徴化したりしている。
・黙示録的な文章
どれもこれが特にテーマ性や社会的主張を持っているわけなく、
ただ漠然と話が広がったというふうにして書かれるがなにかほのめかされような
不思議な陰翳を持っている。主張性を持たないのに強烈な主張をしているような
錯覚が村上の小説には感じられる。
・多義的に解釈できる重層な構想
これはやはり海辺のカフカのような長編で多く見られる。四国の高松市に移り住み、
自立することを願う主人公「僕」と、東京都中野区野方に住み、猫と話ができる不思議な老人、
ナカタさんに次々と起こる、または過去に起こった出来事が一つの点に収斂していくストーリーで
これはまさに多義的に解釈できる重層な構想が入っている。(すまん上手く説明できない・・・)
・メタファーを利用した表現
「22歳の春にすみれは生まれて初めて恋に落ちた。広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような
激しい恋だった。それは行く手のかたちあるものを残らずなぎ倒し、片端から空に巻き上げ、
理不尽に引きちぎり、完膚なきまでに叩きつぶした。」(スプートニクの恋人より)

356:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 19:13:21 xMN++9vF0
>>350

>非リアリズムの中にある魅力さ
アメリカ文学界の会長は現代は文学的リアリズムの時代だといってます
春樹の作品はかろうじて映像化に耐える現実性を持つのはノルウェイぐらい
あとは駄目^〜

>黙示録的な文章
ごまかしです。主張もなく、考えもなく曖昧で、お前ら俺の気に入るような解釈しろ
俺に都合がよければ認めるという態度

>多義的に解釈できる重層な構想
明確なことを書けず曖昧さに逃げていて、これにだまされてる人が多い

>メタファーを利用した表現
メタファーはむしろ少なく、ひらがなの多い味気ない翻訳文体
ヘミングウェイ、チャンドラー、レイモンド・カーヴァーなどの装飾を排した文体の系譜


366:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 21:36:33 93OpszmU0
春樹は、日本でどういう評判があったから、
あっちで深読みしてもらえたの?

たけしが日本で1番人気があるコメディアンっていうのはわかるけど。


367:名無しさん@恐縮です 2009/05/26(火) 21:42:21 xMN++9vF0
>>366

アニメ、漫画という日本文化が最先端というイメージで見られてるところで
日本の大人気作家という触れ込みで売られた
辻仁生なんかもフランス文学賞で非常に権威のあるフェミナ賞受賞してるぐらいだよ


402:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 01:33:55 GCrsx0Lu0
マンガが芸術でもなんでも良いんだが、いい年してドラゴンボールで喜んでる人が春樹読む必要無いと思う。
その人に分相応なもので楽しめば良いんじゃないかな。春樹は読者にある程度の
知力は要求するものだから。

412:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 01:41:05 GCrsx0Lu0
春樹を読み込むには、ある程度の基礎学力は必須だね。
行間を読み比喩を楽しみ、メタファーを読み解く。
春樹に挑戦する前に、条件反射だけを刺激する少年漫画は卒業したい所。

420:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 01:48:40 1xn0+fxt0
最近の小説もやたら行間がでかくて薄っぺらの増えてるけどな・・・
漫画やアニメ、映画にも優れたところはたくさんあるんだけどなぁ。
>>412
村上春樹が好きなら、そんなに高齢者では無いと思うんだけど漫画嫌いなんだね


426:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 01:52:43 f7H+mdGIO
漫画読んでる下層民はゴミ同士で語りあってなさい。
目障り

434:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 01:58:41 3CXmqorn0
>>426
面白い命題だ
もし村上春樹がマンガを読んでたら・・

知性の無い君にはわからないかもねw


441:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 02:03:10 f7H+mdGIO
小説も漫画もすばらしいなんてのは嘘
漫画好きの知恵遅れたちの戯言

454:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 02:12:43 1xn0+fxt0
>>441
本当に村上春樹好きなら新書で本持ってるよね
ダンス・ダンス・ダンスの上巻
324ページの頭 「話し合えてよかった」と僕は言った。
この続き書ける?


457:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 02:14:16 MwjkX+YF0
村上春樹は昨今流行のケータイ小説の元祖みたいなもの
誰でも書けるウンコ口語小説は擬似的なリアル感だけで中身は空洞だろ
春樹は自分の虚無感と世界の運命とやらをリンクさせたつもりでいるらしいけどね

461:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 02:19:35 KluriZ2h0
>>457
出ました!「誰でも書ける」
お前、書いてみろ。


467:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 02:29:08 MwjkX+YF0
>>461
お化けじゃないので出ましたと云われてもナw


465:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 02:24:51 fbBU5KXg0
仮に村上春樹の小説が>>457の言うようなものだとして
どうして海外の人々や作家に支持されて賞までもらえるんだ?
上の方でも同じ質問をしたんだがレスが帰って来やしない


471:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 02:35:55 JClL1bAh0
>>465
古い共同体のしがらみや家族観とかそういうものから開放されるような
読後感が得られるからだろな。だから経済成長を経て社会が変容しつつある
アジア諸国の若い世代に共感を与えた。表現はアメリカのポップカルチャーを
道具立てしたりと読みやすい文体ていうのも受けた


472:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 02:35:56 vdK5wcyC0
>>465
岩井俊二監督だって海外にファンいっぱいいるけど、
内容はほとんど>>457みたいな内容

寺山修司知ったのも海外のサイト経由だし、いいか悪いか別として、海外で人気ある、評価されてる日本人そう珍しくない
村上隆がLVとコラボ出来るくらいだしな・・・




474:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 02:37:16 1xn0+fxt0
漫画侮蔑の人は、村上春樹嫌いの工作員だな。
質問に一切答えられないし、漫画ケナスカキコしかできない頭弱い人でしたね。


476:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 02:42:21 PLj3HFGv0
>>474
キミみたいな差別主義者の屑が村上春樹ファンなら村上春樹も悲しむだろうなw


509:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 10:29:58 EipheHU10
村上春樹読めって薦めてくるやつには時給いくら?って聞き返すことにしてる

526:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 19:34:37 fbBU5KXg0
>>471
経済的に余裕が出来てきた国や地域で読まれるってのはどっかで読んだ
憧れのクールな都市生活を描いてるからなんだろうね
でもこれだとレスに書いてるようにアジアの若い世代限定した好まれる理由だよな
アンチ村上派からの>>465への答えが聞きたい

527:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 19:44:09 6F4h2n3A0
>>526

意味不明だから
つまり深読みされてるわけだ

カフカって作家いるだろ
不条理とかカフカ的世界とかいわれてる
でもあれをどう評価するかというのは難しい
アメリカ最大の批評家だったエドマンド・ウイルソンは全否定したけどね
いっぽう官僚制を描いたとか、精神分析的に研究されたり、意味がないから
その時代ごとに何とでもいえる

意味のないものは好意的に解釈すればいい作品になるし、逆だと駄作になる
春樹は自分の意思がない
批評を読まないっていってるし、貶されても褒められても好きなようにといっている
極めて受動的人間で、そのくせ自分に都合のいい解釈には同意する

こういう意味不明なものを持ち上げて「俺わかってる趣味のいい人間」といいたがるのが
批評家、学者といったインテリ
外国人なら利害もないから褒めやすい
それが春樹

物語としてはどれも成立してないよ


532:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 20:35:26 A6JkwUZF0
>>527
ようするに春樹の小説は意味が分からないと言いたいわけですね。


533:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 20:37:24 fbBU5KXg0
>>527
なるほどねー
でもそう考えると作品が何か明確な答えを持ってしまわないようなバランスの取り方とか
作家としての立ち回りとか村上春樹の計算は完璧なんだな、
純文学にカテゴライズされながらこれだけ売れてる人もいないし、あとノーベル賞取るだけじゃん


540:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 22:19:25 i9sy0IwUO
村上春樹さんと村上龍さんと村上ショージは同一人物なんですよね?

545:名無しさん@恐縮です 2009/05/27(水) 23:53:23 h71NseEk0
売れてるんだから正しいよ。
小説を書くのも売るのも仕事なんだから。売れれば正しい。
売れないのはカス。なんの役にも立たないね。

555:名無しさん@恐縮です 2009/05/28(木) 00:27:26 CYv6XY+t0
同じ村上でも春樹より格段に低い評価の龍だけど、俺は龍の文体の方が好き

593:名無しさん@恐縮です 2009/05/28(木) 11:46:47 b2Yj7UAS0
>>555
「ノルウェイ」と「69」が割りと近い時期に出て、「龍>>超えられない壁>>春樹」
と俺の親父は確信したらしいw


569:名無しさん@恐縮です 2009/05/28(木) 03:20:58 +g40z+/E0
”謎解き村上春樹”という評論本で「風の歌を聴け」の”小指のない女”は、実は
鼠の彼女であることを証明していたが、自分は何十年も気付かなかった。世間の村上
ファンの間では常識なのかな。

572:名無しさん@恐縮です 2009/05/28(木) 03:26:25 QU5ZTzV+0
これって、外国ではどんなタイトルになるんかな?
「ワンキューエイティーフォー?」「ハア??」って感じにならないのかな。

600:名無しさん@恐縮です 2009/05/28(木) 15:42:57 heToNTMO0
>>572
ワンクォーターエイティフォーだな

1Q=1クォーター=四半期=三ヶ月

外国企業の決算は1Qごとに発表されるから意味通る。

1984年の、ある3ヶ月という意味になる。


609:名無しさん@恐縮です 2009/05/28(木) 21:57:54 aRMrPsTx0
>>1
アフターダークは意味わからなかった

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